やっぴー!

TOVEちゃんだよん!

今回は、ちょっと贅沢な「フグ」についてご紹介するよっ!

目次

  • フグ毒について
  • フグ食の歴史
  • フグ料理
  • フグが食べられるお店

それじゃあいってみよー!

まず、フグの毒ってどんなのかみんな知ってる??

とべっちは化学系学部だったから、ちょこっと知ってるの!でも改めて調べてみたよ!✌️

フグの毒っていうのは「テトロドトキシン」っていう神経毒で、とーっても強いの!!

あのコ○ンで有名な青酸カリの1000倍なんだって!!

しかも、火を通しても残っていて、解毒薬もないんだよ!!

だから、フグの毒を食べちゃった時は、ゆーっくり進行していって、だんだん力が入らなくなっていって、心臓と呼吸が止まっちゃうの!!!

しかも、意識ははっきりしたままなんだって!!!こわすぎる!!🥲

助かるためには、人工呼吸器とかをつけてもらって、自然に毒が代謝されるのを待つしかないんだとか!!

そんなこわいお魚を食べるなんてどうかしてるよね!?笑笑

だけど、私たちが住んでるこの日本では、ずーっと(フグ毒に当たる人がいながら)フグを食べ続けてきたんだよ!笑笑

実は日本以外にも中国とか韓国、その他アジアの一部やハワイでもフグを食べる文化はあるらしいんだけど、日本ほどフグを食べることに情熱を注いできた国はないみたい!

それは、フグ食の歴史とかフグ料理の豊富さをみてみるとよく分かるから、ちょっとみてみよう!

フグ食の歴史

私たち日本人は古くからフグを食べてきたっていうことが分かっていて、それはなんと縄文時代にまで遡るんだって!

これはその時代の貝塚から、フグの骨がいっぱい出て来たことから分かったらしいよ!

そんな昔から愛されてきたフグなんだけど、食べることが禁止された時期があったのって知ってる??

その禁止令を出したのはみんな知ってる有名な戦国武将!

だーれだ!

実はあの豊臣秀吉

なんでも、朝鮮半島に出兵するっ!っていうので下関に武士たちが集まった時に、フグを食べて亡くなった人が多く出ちゃったんだとか!

それを受けて、立て札にフグの絵を描いて「この魚食うべからず」っていう禁止令を出したんだって!!

だけども、やっぱりフグは美味しくて、それ以降も食べ続けられていたみたいだね。

その後、やっぱりフグは危険だ!っていうことになって、江戸時代にまた禁止令が出たんだって!

しかもその罰則が厳しくて、特に長州藩とかでは家禄没収(財産没収みたいな感じ?)っていうとっても厳しい罰があったみたい!

そんな感じで、フグ食が長く禁止されてたんだけど、この禁止令が解除!ってなった時の面白いエピソードがあるのー!

その禁止令を解除したのは、日本初の総理大臣の伊藤博文

なんでも1888年に山口県に出張に行った時に春帆楼っていうところに泊まったらしいんだけど、その日は海が荒れててお魚が獲れてなかったんだって。

そんな中、唯一出せるのはフグだけっていう状況だったらしいの。

(下関では禁止令の間も日常的にフグを食べていて、旅人たちを驚かせたっていう話があるよ。)

それで、女将さんは罰を覚悟で伊藤博文にフグを出したんだって。

だけど伊藤博文はフグが美味しいと絶賛!

その翌年には、山口県に限ってフグ食を“公に”許可したっていうエピソードなの!

それから徐々に、フグ食は解禁されていったっていう歴史があるんだよー!

ちなみに、このエピソードの春帆楼さんは「ふぐ料理公許第一号」として今でもフグ料理を提供してるんだよー!

フグ料理

フグの種類は、世界中で100種類、日本の周りだと50種類くらいと言われていて、その中で食用として許可されてるのは22種類っていう話だよ。

色々な種類のフグが日本では食べられてるけど、「フグ料理」っていった時はのフグはトラフグを指すことが一般的なんだよー。

トラフグはフグの王様って呼ばれてて、お値段も一番高いの!

今では養殖の技術が確立して、1年中食べることができるんだって!

日本では、フグ料理を提供するための厳しい試験があって、免許を持っている人しか捌くことができないんだよ!

フグは部位によって毒があったりなかったりで、きちんとした技術がないと本当に命の危険があるからね。

たまーにニュースとかで、免許を持ってない人が釣ったフグを自分で捌いちゃって、亡くなったっていうのを聞くから、みんなも免許がないなら絶対自分で捌いたりしちゃダメだよ!!

お店では熟練の技術の人たちが提供してくれるから、安心してお料理をいただけるよ!

それじゃあ、どんなお料理があるのかみてみよう!

フグ刺し てっさ

フグのお刺身は「てっさ」っていうよ。

名前の由来は「鉄砲+刺身」。

フグの毒に当たると死んじゃうのを、鉄砲に当たると死んじゃうっていうのと掛けてこの名前になったらしいよ。

フグはポン酢で食べることが多くて、他のお魚にはない歯応えのある食感と旨みがあって、とっても美味しいの!

お鍋 てっちり

同じ由来で、お鍋のことは「てっちり」っていうよん。

(「ちり」はお魚の切り身を入れた鍋のことを「ちり鍋」っていうね)

フグの旬は冬で、この寒ーい時期にみんなでお鍋を囲みながら、ちょっと贅沢なフグを食べるのはきっといい思い出になるはずだよ!

雑炊

フグのお出汁が出たお鍋の残りは雑炊にするよ!

これがとっても美味しい!

お塩とお醤油で味付けされると思うけど、ポン酢を足してもありだよ!

唐揚げ

外はサクサクで中はホワホワ!

フグ特有の食感と旨みがあって、絶対に食べてほしいものの一つだね!

炭火焼き

焼いたフグは旨みがギューっと凝縮されて、これもとっても美味しい!

白子

焼いたり、天ぷらにしたり、お造りでいただいたりするよ!

スーパーとかで安いものも売ってるけど、ぜひ新鮮なものを食べてほしいと思う!

とってもクリーミーで、どのお料理方法も美味しい!

でもとべっちは天ぷらが一番好きかも??

ひれ酒

フグのヒレを乾燥させて、じっくり炙ったのを熱々の日本酒に入れて、火をつけて蒸らしたお酒のことだよ!

とっても濃厚なフグのエキスが溶けて、香ばしくて、他では味わえないお酒!

日本酒が飲めるのであれば、ぜひ試してほしい一品!

皮刺し

フグの皮を湯引きして、細かく切ったもの!

コラーゲンたっぷりでコリコリの食感!

フグが食べられるところ 

最後に、フグが食べられるお店をいくつか紹介するよっ!

春帆楼

まずはこちら!

フグ食解禁のエピソードで出てきた「春帆楼」さん!

本店は山口県の下関にあるけど、東京と大阪にもお店があるよ!

日本初のフグ食が許された「ふぐ料理公許第一号」の本物の老舗!

ぜひお祝いなどでいかがでしょうか!

とらふぐ亭

お店の前に水槽があって、生きたフグが泳いでるお店だよ!

関東圏が中心のお店で、見たことある人もいるかな?

お手頃にフグをいただけるから、フグを食べてみたい!って方は手始めに行ってみてね✌️

玄品ふぐ

こちらは関東以外も広く展開されてる「玄品ふぐ」さん!

「とらふぐ亭」さんと同じくお手頃にいただけるから、こちらもおすすめ!

みんなも日本で愛されてきたフグ、お祝い事とかたまのにどうかなっ?

それじゃ!ばいびー!

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